形容詞ー「苦しい」を指す単語と例文
単語:苦 kǔ
意味:苦しい
例文:我哥遭受交通事故后,总觉得心里很苦
ピンイン:wǒ gē zāoshòu jiāotōng shìgù hòu , zǒng juéde xīnli hěn kǔ
日本語訳:兄が交通事故に遭ってから、ずっと苦しい気持ちだ
ワンポイント:中国語のkuの3声は書面語の楛(粗悪、粗末)以外は「苦」しかないので、「苦しい」の意味で使っていると判断して間違いありません。他には日本語と同様「苦い」という意味で用いたり、「苦労」という意味でも用います。例文:不怕苦búpà kǔ 訳:苦労をいとわない。
苦労に対する中国人の見方
中国では街中の交差点には交通整理の警察(交警)が立って仕事をしています。大きな交差点には必ず詰め所がありますが、周辺のスローガンに先ほどの「不怕苦」という標語が掲げられています。
つまり交通警察の方たちは「苦労もいとわない」気持ちで仕事に携わっています。一日中交差点の真ん中で仕事をしている警察の方は本当にご苦労様ですし、法規を守らない中国人を相手にしているのでなおさらです。
では、今時の中国人の若者たちはどうなんでしょうか?ほんの一部分ですが、紹介してみましょう。
中国は人口が多いので基本競争社会ですし、度は日本の比ではありません。大学を出てもきちんとした会社に就職できない若者の率は日本よりも多い気がします。
なおかつ日本のように終身雇用制(以前ほどではないが、まだ幾らか残ってますよね)ではないので、2~3年ごとでキャリアアップを兼ねて転職する人も少なくありません。
そんな中で仕事をしているのでかなりのストレスとプレッシャーを抱えている若者たちが大都市圏では増えているように思えます。日本のブラック企業も真っ青の環境で仕事している人も・・
一方、さほど教育も受けてなく、ブラブラしている若者たちも少なくありません。いわゆる日本で言う「3K」のようなきつい仕事は敬遠される傾向にあります。どこの国でも同じですよね。
中国のバイト事情
都市によっても異なりますが、日本のようなアルバイトはまだ少ない傾向にあります。大学生が週末にスーパーで短期の手伝いなどをする程度でしょうか。
日本のように週3~4日バイトをして生計を立てる概念は薄いようですね。「仕事しないで何するアルの?生活できないアルよ」と言うのが現在経済発展をしていて、社会に取り残されないように必死にお金を稼いでいる中国人の大半の考え方でしょう。
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