漢字を使わない中国語学習法

漢字を使わない学習法って一体・・!?と思われるかもしれませんが実はあるんです。「日本人は漢字を知っているので中国語は簡単!」とは正反対の発想です。

なぜ漢字を使わない学習法に気が付いたのか、管理人が見つけた3つのヒントがあります。

中国語の先生が勧めてくれた

◆一番簡単な理由です。

知り合いで個人グループレッスンをしている中国語教師がいるのですが、一つの学習法として漢字を見ないでピンインだけで発音を繰り返し練習するよう教えられました。
 
きちんとピンインさえ発音できれば、スピーキングの練習にもなります。さらに発音さえできれば、同時にその単語は聞き取れることにもなります。

漢字はサッパリだが、会話は日本人より格段上手な欧米人たちを見た!

留学時代の経験ですが、日本人は漢字を知っているので文法や読むのは得意ですが、他の国から来た生徒たちは漢字そのものに馴染みが無いので日本人ほどにはできません。

しかし彼らはテキストのピンインだけ載せられている文章をスラスラと読んで、日本人の生徒よりはるかに上手にコミュニケーションを取ることができていました。
 
ピンインが上手に読めさえすれば、会話のために必ずしも漢字は重要ではないというのが分かりました。読み書きはできなくても会話さえできれば良いと考える生徒もいたほどです。

日本で中国人がメールしている現場を見た!

日本で中国人がどのように友達同士でメールするかご存知でしょうか?

当然日本の携帯を使っているので中国語入力はできないのですが(改造を除く。私は中国でSH705を中国仕様に改造してもらって使ってました)日本語の漢字を使ってやり取りしているのでしょうか?
 
そうではないようです。

電車で隣に座った中国人がメールしていたのでちょっと覗いたのですが、何と!ピンインだけでメールのやり取りをしてました。
 
多分、日本人がローマ字だけでメールするのと同じくらい意味が通じるのかと思いました。四声はつけていなかったようですが、日常会話程度であれば四声がなくても通じ合えるようです。

そこで一つ学習法を提案

日本人の強みとして漢字はさほど練習しなくてもすぐ覚えられるので、ピンインの文章だけを使って何度も声に出して練習すると、漢字に頼らないのでスピーキングとリスニング能力が上がります。
 
当サイトでも文章のピンインも載せていますで、もし可能であれば漢字をあまり見ないでピンインだけに集中して練習し意味がわかるようになっていただければと思います。
 
そうすれば自分のスピーキングやリスニング能力が向上していることを実感することでしょう。

このページの先頭へ